「鏡開きをやることになったが、枡の手配はどうすればいい?」「式典で振る舞い酒をしたいが、何をどれくらい用意すればいい?」——式典やイベントの担当になると、意外と情報が少なくて困るのが「枡の手配」です。この記事では、鏡開き・式典で使う枡の選び方から、数量の計算方法、名入れ、発注時期、当日の進行まで、初めての方でも迷わない完全ガイドをお届けします。
ステップ1:枡のサイズを決める
鏡開き・振る舞い酒で使われる枡のサイズは主に2種類です。
| サイズ | 容量 | 特徴 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 五勺枡 | 100ml | 手のひらに収まるコンパクトサイズ。軽く一杯飲むのにちょうどよい | 女性が多い場、お酒が弱い方が多い場、大人数のイベント |
| 一合枡 | 180ml | 日本酒一合がちょうど入る定番サイズ。持ちやすく安定感がある | お酒好きが多い場、少人数の式典、記念品としての価値を重視する場 |
ポイント
迷ったら一合枡がおすすめです。振る舞い酒で少なめに注いでも見栄えがよく、式典後は酒器・小物入れとして使い続けてもらえます。
ステップ2:必要な数量を計算する
基本の計算式は「参加予定人数 × 1.1〜1.2(予備10〜20%)」です。予備が必要な理由は、当日の追加来場者への対応と、万が一の破損への備えです。
| 参加人数 | 五勺枡(推奨数) | 一合枡(推奨数) |
|---|---|---|
| 30人 | 35個 | 35個 |
| 50人 | 55〜60個 | 55〜60個 |
| 100人 | 110〜120個 | 110〜120個 |
| 300人 | 330〜360個 | 330〜360個 |
ステップ3:名入れの内容を決める
式典用の枡に名入れをすると、記念品としての価値が大幅にアップします。振る舞い酒で使った後、そのまま持ち帰っていただけるため、参加者にとって「体験と記念品が一つになった」特別な思い出になります。
- 鏡開き・新年会 → 社名 + 年号(例:「株式会社○○ 2026年 新年祝」)
- 周年記念 → 社名 + ロゴ + 記念年号(例:「○○株式会社 創業50周年」)
- 竣工式 → 建物名 + 竣工日(例:「○○ビル 2026.3.17 竣工」)
- 開業祝い → 店名 + 開業日(例:「○○ 2026.4.1 GRAND OPEN」)
ステップ4:発注時期を逆算する
式典の日程から逆算して、余裕を持ったスケジュールで発注しましょう。
| 発注内容 | 納期目安 | 発注推奨時期 |
|---|---|---|
| 無地枡(名入れなし) | 約2週間 | 式典の3週間前 |
| 焼印入り枡 | 約3週間(初回は版製作+3〜5営業日) | 式典の5〜6週間前 |
| レーザー刻印入り枡 | 約3週間 | 式典の4〜5週間前 |
| 大口注文(300個以上) | 約4週間 | 式典の6週間前 |
注意
年末年始や節分シーズン(12月〜2月)は注文が集中するため、通常より余裕を持った発注をおすすめします。
ステップ5:日本酒の量を計算する
鏡開きで用意するお酒の量も事前に計算しておきましょう。枡になみなみと注ぐ必要はなく、6〜7分目が一般的です。
| 参加人数 | 五勺枡の場合 | 一合枡の場合 |
|---|---|---|
| 50人 | 約3〜4升(5.4〜7.2L) | 約5〜7升(9〜12.6L) |
| 100人 | 約6〜7升(10.8〜12.6L) | 約10〜13升(18〜23.4L) |
| 300人 | 約17〜20升(30.6〜36L) | 約30〜38升(54〜68.4L) |
当日の進行イメージ
- 受付で枡を1人1個ずつ配布(個別包装しておくとスムーズ)
- 式典の進行に合わせ、鏡開きの演出(代表者が木槌で樽を割る)
- スタッフが参加者の枡にお酒を注いで回る(またはセルフサービス)
- 全員の枡にお酒が行き渡ったら、代表者の発声で乾杯
- 式典終了後、枡はそのまま記念品としてお持ち帰り
まとめ
鏡開き・式典用の枡の手配は、①サイズを決める、②数量を計算する、③名入れ内容を決める、④発注する、⑤お酒の量を計算する、の5ステップ。初めての方でも、このガイドに沿って準備すれば安心です。枡のご注文やご相談は、当店MASU-STOREまでお気軽にどうぞ。サイズ選びから納品まで専門スタッフがサポートいたします。